旅の途中



一日中BOPについて考える


今月中に修論のプロポーザルを書かなきゃいけないので一日中ずーっとBOPBOPBOPと考える・・・・もうああでもないしこうでもないし・・・・。ダメだ、甘いもの食べよう!とドーナツに逃避。また思いついてネットで調べて・・・また袋小路・・・。どうあああ・・・もう一個ドーナツ食べよう。

ずっと引っかかっているイシューは、一昨年マイクロファイナンスの講演会で講演者の方に聞いたお話。

無電化村の住民にマイクロファイナンスを活用してソーラーパネルを売るBOPビジネスが紹介されていた。電気の無かった村にローンとセットにすることで貧しい人にも手が届くサービスの提供を可能にした、というストーリー。ステキ!なのだが、講演者の方が漏らした現場の戸惑いが頭から離れない。

~確かに電気は供給されるが政府が電気を提供している都市の豊かな人の何倍ものコストを負担していることになる。マーケットベースのアプローチが常に善と言えるのかは難しい問題。と。

特にインフラ、医療、教育等、従来政府が提供すると認識されてきたサービスにおけるBOPビジネスはどうしても倫理的な問題が付きまとう。こういったサービスは「全ての人が平等に受けるべし!」という社会的コンセンサスがあるわけで、いったいビジネスにこの要請が果たせるのか?という問いかけがある。

とはいえ、じゃ政府にはこの要請が果たせるわけ?となると、それが果たされていないのが現実。だからこそビジネスセクターが腕まくりしているわけだし。政府が電気を通すまで我慢して下さい、というのも倫理的に正しいわけがない。値段は高くってもbetter than nothing、ということか。

そもそも政府かNGOか営利企業か、みたいなあれかこれかの議論をするべきではない段階にきているのだろうとは思う。パートナーシップとかコラボレーションという言葉が耳タコぐらいに頻出するのも開発のアクターが多様化しているから。でも耳タコのわりには中身が空虚というか、パートナーシップってなんだ?どういったビジョンを共有しているの?というところになるととってもボンヤリしてしまう。

ダメ出しするのは簡単。クリエイティブな解決策を提案するのは至難。

もっと事例をさらって何かヒントを掘りあてたい。面白いケースがあれば教えて下さい!!
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by nanacorico0706 | 2010-02-19 15:48 | 勉強
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2年間の米国留学生活をゆるゆると綴ります・・・
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