旅の途中



Thanks Brunch


ラホール滞在も残すところ1週間。今日はお世話になったホストファミリー2家族を招待してブランチを。
最初の2週間泊めて頂いたご家族はムスリム。今お世話になっているご家族はクリスチャン。
宗教の違いなんて全く問題にならないような人たちだって最初から分かってはいたけど、それでもやはり面識のないご家族を引き合わせるのはすこーし不安もあったりした。個人的には。
結果、本当に穏やかで、温かで、楽しいブランチになった。ホストマザーどうし、ホストファザーどうし、本当に楽しそうに談笑しているのを見て一人涙が出そうになっていた。

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一つは、パキスタンに来てから宗教と言うものを今までになく深く深く考えさせられていたからだと思う。特に今のご家族と生活するようになって、キリスト教があからさまにテロのターゲットになるこの国でクリスチャンとして生きる信念の強さ、反面、日々感じている生き難さ、を目の当たりにしてきた。来客もあったし、友人の話も良く聞いていたけれどほとんどがクリスチャンだったと思う。だからこそ、ことさらにこの宗教を異にする家族同士がテーブルを囲んで笑い声を上げているのがもうなんだかすっごく感動的だったのだ。帰りの車の中で「本当に素敵な家族ねー今後も連絡を取り合っていくわ」とホストマザー。胸がいっぱいだった。

もう一つは、この国で得たたくさんの素敵な出会いに改めて感謝が込み上げてきたから。人との出会いというのは本当にかけがえが無い。偶然に人生のある一時を共有する人たちをこんなに愛おしく思えるということはなんて幸せなことだろう。

昔ある人が「人生の価値は感動の量で決まる」と言っていて、うん、そうかもしれないなぁと思っていた。そして私にとって感動は人との出会いとその関係の深まりに比例すると思う。人間に対する愛情の量に比例すると思う。「この人好き!」って心から思う感覚。それはその人の人間性ももちろんあるだろうけど、根本的には人間という生き物に対する愛情だと私は思う。共有出来ないこと、異質な部分なんて山ほどあるけど、でもやっぱり「この人好き!」「ああ出会えて良かった」と相手を愛おしく思う瞬間、一瞬でもそいういう出来ごとがたくさんあること、それが自分にとっての最も大きな感動。人生の価値。生きて行く喜び。

そしてそんな感覚を自分の国から遠く離れたこのパキスタンで体いっぱいに感じていること、感謝。あー今から去る日を考えると泣ける。でも必ずお返しをしたい。必ずこの国に帰ってきたい。たくさんの大事な人が出来たから。
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by nanacorico0706 | 2010-08-01 20:04 | パキスタン
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2年間の米国留学生活をゆるゆると綴ります・・・
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