旅の途中



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パキスタンに行きます!


a0158818_12161033.jpg年始から探し続けた夏のインターン、遂に決まりました!
5月末から3カ月弱、Acumen Fund のパキスタンオフィスで住宅事業の担当をします。

Acumenが資金援助している地元初の草の根NGO、SAIBANが実施しているスラムから郊外の新しいコミュニティへの移住事業。
土地の8割程度を貧困層向けに格安で販売、残り2割は地価が上昇するのを待って富裕層に売却することで採算性を確保しているユニークな試み。キチンと土地の所有権を確保したり、インフラ、学校、ヘルスケアセンターの整備等、住宅の供給だけでなくもっと包括的な「コミュニティ」づくりに着眼したプロジェクトでとても楽しみ。

今世界で最も政情不安定と言ってもいいぐらい物騒な話題が絶えない貧困国パキスタンだけど、コミュニティ開発に関してはオランギプロジェクトという援助に頼らない成功モデルがかなり有名。とりあえず貪るように関連文献を読んでます。ウルドゥー語も勉強し始めました。スラムにホームステイをしたいと思ってAcumenと交渉中・・・。

パキスタンに行ったことのある方!コミュニティ開発や住宅事業、都市化の問題等に詳しい方!ウルドゥ語を喋れる方!是非色々教えて下さい。あと1ヶ月ちょっと・・・やっておきたいことが山ほどある。


それにしてもまさか受かると思わなかった。パキスタンってこともあって希望者少なかったのかもしれないけど、Acumenというとなんだかアイビーリーグ卒のキャリアがぞろぞろ、というイメージが有って大学名で切られるでしょ、ぐらいに思っていたのでインタビューに進んだだけでもガッツポーズって感じだったけど、まさかその後2回のインタビューをクリアして最後の一人になるとは・・・・。

パキスタンと繋いで人生初の電話インタビュ―。前日にNet Impactの代表をやっているローラに付き合ってもらってカフェで2時間も必死に練習した。あなたの強みと弱みは?成功体験は?チームワークを発揮した例は?などなど典型的な面接シナリオを人通りさらって「よし!」と臨んだところ、のっけから「前職で住宅事業の担当してたみたいだけどどんなことしてたの?投資管理ってどんな感じ?図面読める?資金調達はどうしてた?EquityとDebtの割合は?マーケティングの経験は?」とかなり仕事やスキルにフォーカスした質問の嵐。私の人柄とかやる気に関してはせいぜい1割程度しか聞かれなかった。

開発の世界は即戦力が求められている、と良く言われるけど、納得。熱い気持ちだけではダメだということだろう。もっと熱い話したかったけど・・・。まさかこんなところで前職の不動産の経験が活きるとは思わなかった。アメリカの住宅事業担当していた頃なんて私は本当は開発をやりたいのにどうしてアメリカの金持ちに豪邸売らなきゃいけないのよ!みたいなヤケッパチになる時もしばしばだったけど、人生何がどう繋がるものかわからない。あの時腐らずに頑張って良かった。育てて頂いた会社と上司に改めて感謝です。

思えば3カ月の長きに亘って途上国に滞在するのはこれが初めての経験となる。緊張とともに胸がざわざわするような興奮、期待、前のめりな気持ち。熱い風、砂埃、白い装束、香辛料の香り、スラムの喧騒、モスクから聞こえる祈りの声、そして極限の貧困、人々の不安な気持ち、心を開いて全部吸いこんできたい。全身で感じてきたい。早く行きたい!!
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by nanacorico0706 | 2010-04-15 12:47

Small Change


『Small Change ~ Why business won't save the world』を読む。

a0158818_8154236.jpgNon-Profitでもビジネス分野でも話題になった『Philanthrocapitalism』(社会貢献する資本主義)を真っ向から批判する書。社会貢献分野でのビジネス手法への傾倒、IT業界を中心とした若き億万長者たちの社会貢献分野への進出が一大ブームになっている中、長く市民社会運動に関わってきた専門家の視点から警鐘を鳴らすもの。

伝統的な市民社会やNGOの活動を美化し過ぎている印象もあるが、マーケットを通じた社会問題の解決の問題点や限界の分析はとても鋭い。いくつか印象に残った点をメモ。

1.異なる解ではなく、異なる問いかけ
マーケットと市民社会は同じ問題に異なる解を提供しているのではなく、そもそも別の問いかけをしている。言いかえれば解決しようとしている問題が違う、という主張。例えば貧困の原因は何か?と考えた時に、マーケットベースのアプローチではこれをリソースの不足、と捉える。一方で著者によれば貧困の原因は「不足」ではなく「リソースの配分の不平等」であり、この不平等は人種、階級、ジェンダー等の社会におけるパワーバランスに起因する。そうなると、前者は貧困という問題に対して「如何にリソースを動員して不足を埋めるか?」と問いかけるのに対して、市民社会は「如何に不平等を生んでいる権力構造に変化を起こすか?」と問いかける。

世界の富の総量はどんどん増えているのに貧しい人の取り分は変わらない、というのはココに原因がある。食糧が足りないのではない。食糧を平等に分配するシステムとそれを作る政治力が足りない。ケニアの少数民族出身の友人キャロラインの話を思い出す。政治力が無い為に政府に働きかけることができず、両隣の村には届いている電気が彼女の村を素通りしている。Philanthrocapitalist的には問題は電気の「不足」。政府の提供する電気よりは高いとはいえ、貧困層が手の届く価格、今使っている有害なkeroseneオイルよりは健康面でも優れているソーラーランタンを売り込む、というのが一つのソリューションになるだろう。これは本当にベストな解なのか?

市民運動の文脈で言えば問題は電気の「不足」ではなく、少数民族に対する社会的・政治的差別。実際にキャロラインの村は他のマサイ族と協力して原住民保護運動を起こし、数年前にケニアの憲法に民族的マイノリティの権利を尊重する、という改定が加えられたとのこと。電気はまだだけど、この憲法改定を機に彼女の村にも水道が引かれることが決定したとか。政府の行動を根本から変えることで、電気、とか水道、とか一つ一つの問題に対処法的に当たるのではなく、問題の根っこにアプローチしようというのが市民運動の理念、と著者の主張。

BOPビジネスは本当に貧しい人には届かない。だから水や電気などの公共サービスでは政府や国際機関のコスト面でのサポートが必要、と思っていたけど、本当にそれがベスト?問いかけるべきは貧困層が払える値段かどうか、ではない。なぜ貧困層にサービスが届いていないのか、だ。ソリューションが間違っているのではなく、問いかけが間違っている。

"Philanthrocapitalismはマラリアを撃退するワクチンを作れるかもしれないが、このワクチンは恐れ、貧困、格差、腐敗、ガバナンスの欠如、疎外を解決することは出来ない"


2.Individual VS Collective
ビジネス手法を活かした貧困解決策は個人の力に着目したものが多く、集団的・協働的な行動を促さない。マイクロファイナンスをIndividualization of povertyと批判した論文があったけど、貧しい人一人一人が貧困から抜け出す力を持っている、とするのはどうなのよ?という主張。先に書いたように貧困は社会的格差や不公平に起因するのだから、より包括的、集団的な社会変革が必要、と。

"individual approach fails to recognize the power of collective action which can change the horizons of whole communities by implementing new laws and regulations, changing values and relationships, and cementing political coalitions and alliances from which everyone can benefit"

3. Accountability
開発学の文脈でも繰り返し登場するトピック、Accountability。非常に難しく曖昧で授業中の議論もいつも拡散、霧消する。何百億円という私財を途上国の開発プログラムに注ぎ込む超お金持ちたち、PhilanthrocapitalistsのAccountability(説明責任?)の欠如を指摘。確かにBill Gatesがアフリカの疫病対策の資金配分に大きな発言権を持っているってどうなんだ?という問いかけは的を射ている。

"Is it desirable that a foundation governed by a board of three family members is able to play such an influenced role, or to decide that health outranks global warming as the number one prioriy?"

とはいえ、市民社会や政府はAccountabilityがあるのか?というのも同時に疑問。あらゆるアクターに求められている課題だと思う。
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by nanacorico0706 | 2010-04-11 08:22 | 読書

ケニア


昨日は仲良しケニア人の女の子とインドネシア人の女の子と3人でご飯。こっちに来て最も楽しいのは本格的な各国料理が楽しめること。ケニアのチャパティ、ネシアのナシゴレン、私は海苔巻を作ってディナー。美味しかったー。

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ケニア人のキャロラインは40以上の民族が混在するケニアで2番目に小さな部族出身で、コミュニティで初めて大学を出た女性らしい。2児の母で自分の出身地の女児教育とジェンダーの問題にずっと取り組んできた人。物静かでチャーミングでおっとりした話し方が大好き。

インターネットはもちろん、電気も水道も一般の過程には届いてないような村の出身で、話を聞いていると彼女にとってはるばるアメリカまで勉強しにきていることがどれだけ特別なことかをつくづく感じる。彼女は本当に賢い。こちらのエリート的な高等教育を受けてきました、という賢さではなく、人間力があるという感じ。人の心の機微をすごく敏感に察していてそれを細やかに分析する。だからきちんと他とコミュニケーションを取り、距離を測っている。授業中も多くを語らないのに好奇心旺盛で深ーく傾聴していて、しかもすごい記憶力!授業や課題のテーマ、何を求められていて、コースから何を得ることができるか、どういった面で自分はクラスに貢献できるか、といったことをすごくしっかり考えている。

当たり前のことだが人間の優秀さというのは決して恵まれた国で恵まれた教育を受けてきたことに依るものではないと実感。大変な状況から修士号を取るまでに至って偉い!とかそういうのじゃ全然無い。むしろキャロラインの賢さは彼女なりに厳しい状況と戦ってきたが故のしたたかさ、自己防衛、戦略でさえあると思う。先進国でのほほんと生きてきた私には備わることのなかった自己実現の力。自分を取り巻く人間の心の機微をしっかり摑み取り、きちんと対話をしたり押したり引いたりしてきたからこそ彼女はここまで辿りついたのだろうから。

日本のラックノックのボールペンがすごい好き、というので何本かプレゼントしたらものすごい喜んで「大切な時にしか使わない」と言っていたキャロライン。けな気でかわいらしい。。。とか思ってしまいがちだが、一方で物質的な豊かさとは別の面で本当に彼女にはかなわない。めちゃ頼りになるお母さんだ。

夜中までいろんな話をしたけど印象的だったのは少数民族である彼女の村の話。マイノリティだから選挙にも勝てず発言力が無い為、政府の開発政策からも取り残されている。両隣のコミュニティは電気が通ったのに彼女の村だけ素通りされているとか。政府は国民全体を平等に扱うわけではない。国家の開発の過程は政治そのもの。彼女の専門の教育の面でも結局頼りはNGOだとか。日本が民族的均一性が高いという事実が如何に国の発展にプラスだったかということを最近つくづく感じる。

いつかラックノックをたっぷり買い込んでキャロラインの戻る村を訪ねたい。この目でちゃんと見ないといかん。キリンとゾウとライオンに会えるよ、と宣伝してくれた。
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by nanacorico0706 | 2010-04-05 13:50 | america life

The Blue Sweater - Jacquelin Novogratz


a0158818_224433.jpg遅ればせながら話題になったAcumen Fund創設者の自伝を読む。雑感。

*マーケットが貧困を削減する?
一貫して市場の機能を強調。一つはパブリックサービスを貧困層に効果的・効率的・持続的に届く仕組みを作るのはチャリティではなくマーケットだ、という主張。もうひとつはアカウンタビリティの問題。従来型の援助では市場が持つようなフィードバック機能が働かず、結果として現地のニーズをくみ取れず失敗に終わるケースが多かった。印象的な例はルワンダでアメリカのNGOが女性グループの自立支援プログラムの資金援助をしていたケース。月に650ドルの援助資金を受けているにも関わらず、女性たちの従事しているビジネスの非効率性から20人のメンバーが一人1日当たり50セントしか受け取れない状況。単純に650ドルを20人に配れば収入は倍以上になる。ビジネスとして成立するようにならないと、外部からの援助から永遠に自立出来ない。for-profitの投資ではありえないことだが、チャリティの世界ではフィードバック機能が働かずこういった無駄な援助が放置されてしまう。

効率的なリソースの配分と持続性の担保と言う意味ではマーケットは大事。同時に市場の機能が内包する競争とその結果起こる不公平性を補完する軸が必要。伝統的にはそこが政府の出番だが、ここ数十年の傾向はここがNGOの出番。Acumen FundのPatient Capitalという投資とチャリティの中間ぐらいに位置する資金援助の概念もこういった文脈にフィットする。

*現地の起業家を支援
パッケージ化された開発プロジェクトを持ち込み現地のコミュニティに押し付けるのではなく、既に小さな規模で成功しているビジネスの種=起業家をサポートする。短期のプロジェクト実施ではなく、長期の組織支援。ここは非常に納得。現地の人々が考え、作り、長い時間をかけて育てていかないと社会の変化は起こらない。

*特権について
ジャクリーン個人の内的葛藤として繰り返し語られるのがアメリカ人として生まれ育った特権について。開発の世界に興味を持ってからずっと疼いているテーマでもあり改めて考えさせられる。恵まれた環境で生きてきた自分に一体何が出来るのか?「援助」なんてする権利や正当性があるのか?そもそも本当の意味でに貧しい人たちの声を理解することなんて出来るのか?自分の個人としての生活、人生とどう折り合いをつけるのか?そのギャップをどう咀嚼し、正当化するのか?80年代のアフリカという最貧困国で開発援助に充実する先進国エリート達の優雅な駐在生活。黒人の若い活動家から、「あなたは白人で恵まれた人生を送ってきて、安定した組織からの後ろ盾もあるのだから私たちのリーダーは務まらない」と指摘された時の困惑。
人間はみんな一緒、とも、多様性が素晴らしい、ともそう簡単に片づけられる問題ではない。

一方でジャクリーンのメッセージは力強い。「他人は違う、彼らは貧困の中でも幸せに生きている、と装うのは簡単だ。だけど私たちは心から他に耳を傾ける勇気を持たなければならない。そして他に対する偏見を再認識するのではないやり方で新しい人々と接し続けなければならない。」

印象に残ったフレーズをいくつか・・・
"more than any academic subject, judgement, empathy, focus, patience, and courage shoud be studied and cultivated. As our world gets more complex, smart and skilled generalists who know how to listen to many perspectives across multiple disciplines will become more critical than ever"

"the psycology of poverty is so complex. It is soo often the people who know the greatest suffering-the poor and most vulnerable-who are the most rsilient. That same resilience, however, can manifest itself in passivity, fatalism, and a resignation to the difficulties of life that allows injustice and inequality to strenghthen, grow, and solidify into a system where people forget to question"

"I am a part of all that I have met, and they-all one of them, good or bad- are a part of me."

"to be truly effective especially internationally, you must root yourself more strongly in your home's own soil. Only by knowing ourselves can we truly understand others-and knowing from where you come is an important part of knowing who you are"

"you should focus on being more interested than interesting"
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by nanacorico0706 | 2010-04-04 03:39 | 読書

BOPセミナー


タフツ大学フレッチャースクールで開催されていたセミナーに参加。テーマは'Japanese Corporations and Bottom-of-Pyramid Business'. フレッチャーの教授Prof. Partha Ghosh、Prof. Jenny Aker、Kopernik代表の中村さん、日立のRepresentative and Senior Manager秋山さん、という顔ぶれ。いくつか印象的だった点をメモ。

*現地のentrepreneurが大事。
言い古されていることだけどBOPは先進国の技術や商品をダウンスケールして途上国に移転することではない。現地の社会・文化に根付いているentrepreneurを探し彼らと一緒になって事業を作っていくことが大事。現地の起業家を育てる社会インフラ、インキュベーター、マイクロ投資。

*ローテク、ハイデザイン
BOP層が求めている商品やサービスは技術的には非常にシンプルだけど斬新なデザインやアイディアで貧困層が直面しているチャレンジに応えられるもの。日本の企業に求められているのはハードテクノロジーではなくソフトテクノロジー(カンバン方式、カイゼン方式などのプロセス、手法)

*価格の壁・政府の機能
やっぱりまだ高い、というのが総意。Kopernikのモデルはそこをマイクロサブシダイズ(ミニ補助金?)というコンセプトで個人からの寄付を集め、現地のNGOをサポートしている。政府の関与は期待していない、政府は機能しない、と仰っていた。マーケットアプローチに限界があるのは分かるが、市場の失敗を是正するはずの政府が失敗している。とも。
政府ってなんだ?というところの理解がまだまだまだまだ弱い。どうして機能しないのか?なぜ腐敗するのか?政府は社会の公平性を担保する最後の砦にはならないのか?NGOが最後の砦?公共性ってなんだ?政府は本当に非効率なのか?何十年と国際機関がガバナンスを推奨してきたのになぜ変わらないのか?政府を変えるのは誰か?

Prof. Ghoshの最後のコメントが印象的だった。「あなた達の世代の課題は資本主義を再定義することです。最も抽象性の高いレベルでは資本主義でもない社会主義でもないNext ismを思い描いて下さい。同時に、もっとも抽象性の低いレベルで、マイクロボランティアリングを実践して下さい。一人一人の小さな行動が調和して新しい経済システムを作っていくのです」
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by nanacorico0706 | 2010-04-03 12:18 | 勉強

Net Impact × Autonomie Projectイベント終了!


Net Impactのチャプターを立ち上げて初めてのイベントAutonomie Project を迎えてのフェアトレードセミナーが一昨日無事終了!
参加者は21人とあまり多くはなかったけどひどい大雨の中、大学外から参加してくれた人もいたし、まあ合格かな。なにより創設者のAnneとGinaが非常に話し上手、1時間半参加者を飽きさせないトークをしてくれたのが有難かった。質問もたくさん出て、終了後はスピーカーの回りでワイワイおしゃべり、というった雰囲気を見ていると参加者も満足してくれたものと思う。

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とにかく、終わったーーーーーーー!!!!!はー緊張した。胃が痛かった。最初の挨拶なんかもうチャプターのメンバーが授業参観に来た親のような面持ちでぎこちないスピーチを見守ってくれました。笑。
家で何度練習したことか・・・

Anneも楽しかった!とすごく喜んでくれたし、小さな試みではあったけど、こうやって前向きに何かを変えようとしている人と場を共有することはそれだけで心に栄養。教室であーだこーだと批判や議論をするのももちろん大事だけど、複雑な現実を知りつつ毎日手を動かしている人はやっぱり尊敬してしまう。

最近思うのはやっぱり完璧なソリューションは無いのだということ。こないだ老齢の人権活動家がインタビューで"There is no destination for the train I’m on. No destination, just a direction' と言っていて、んー、そうかなぁ・・・としっくりこない感があったけれど、有る意味正しい。一個人としての行動基準は正しい方向に向かっているか、というものがベターなのかもしれない。本当のソーシャルチェンジは良かれ悪しかれ、一定の方向に向かって歩いている人が社会の多数派になった時に起こるののだろうから。フェアトレードは完璧じゃないし、限界がある、と良くいわれるけれど、あらゆる問題に光を当て、人々の意識を変え、ライフスタイルを見直す機会になることは確か。一人一人の意識や行動が複雑に絡みあって関連しあって直接的に、間接的に、大きな枠組みに影響を与えて行くのだと思う。そういう目に見えない連関を思い描くとき、今回の小さな小さなイベントが誰かの意識や行動を少しでも変えていたら嬉しい。

Autonomie Project、本当に偶然の、でもとっても素敵な出会いだった。しっかりハグしてkeep in touchを誓う。今後もNet Impactで何かサポート出来たら嬉しい。
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by nanacorico0706 | 2010-04-01 05:32 | Net Impact


2年間の米国留学生活をゆるゆると綴ります・・・
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